スマホで防災情報を収集するにはどんなアプリがいい?【自分の身は自分で守れ】

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防災情報、指定緊急避難場所  
「突然の豪雨にも対応できそうなアプリって何?」
 
 

 おタケさん
 おタケさん

スマホでも何か防災対策できますか?

助手の小町
助手の小町

日頃、天気に興味がない人ほど防災アプリはいれておきたいですね。

 

先生の雷?先生が雷を落とすことはないですが、いつもどんより・・・

黒帽子のしん
黒帽子のしん

「NHKニュース・防災」というアプリと国交省の「重ねるハザードマップ」を取り上げるのですが、裏ワザ的にオススメなのが Twitter。

 

ローカルニュースで出てこられる気象予報士の方をフォローしておくといいかも。

 
近年、温暖化、温暖化と言われていますが、ただ暑くなるだけではありません。

 

気温が1℃上昇すると水蒸気量が7%上昇するとのこと。

 

その増加分である7%の水蒸気が、さらなる温室効果をもたらし温暖化をより加速させています。

そして、水蒸気量が増えれば、雨が降る量も増加していきます。


 
しかも、温暖化は明日から二酸化炭素を排出しなくなったからといって、すぐ効果がでるものではないそうです。

したがって、突然大雨が降ったりする近年の極端な気候は当分続くものだと思ってよさそう。

 

それならば、日頃から防災情報に耳を傾けたり、雨雲の情報が見られるアプリなどで雨の傾向を掴んでおき、いざというときにサッと行動できるようにしておきたいもの。

そこで、今回は防災に役立ちそうな情報の取得方法や対策をご紹介いたします。

 

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スマホで防災情報を収集するには何がいい? 防災対策のコツは日頃の習慣!

「今度の雨は数年に1度のレベル」

 

などと言われてもピンと来ないのが現実でしょう。

しかも数年に1度が毎年のようにやってきます。

 

そのため、どんなにテレビで呼びかけても、何の根拠もなく

 

「自分の家は大丈夫だろう」

 

と考えてしまいがちになります。

この正常化の偏見が、逃げ遅れの一因になったりします。

 

そこで、日頃から雨雲レーダーなどで雨の様子を見るようにして、

あれ?今回はいつもと違うな?

という感じを素早く感じ取り、正常化の偏見に惑わされることなく次の行動につなげる根拠を見出すようにしてはいかがでしょうか。
 

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別々派も一緒派も入れておきたいお天気アプリと防災アプリ

ウェザーニューズさま、日本気象協会さま(Tenki.jp)など、さまざまなお天気アプリがありますが、防災という視点からのオススメは「NHKニュース・防災」というアプリ。

 

これを雨の降るときに、ちらっとでも見るように習慣化しておきます

すると、今降っている雨がこれからどうなるのか予測がしやすくなり、いざというときの判断材料になるでしょう。

 

NHK NEWS & Disaster Info - Apps on Google Play
NHK will deliver quickly the latest news and disaster information.

 

こちらのアプリのオススメポイントは、雨雲の様子などの気象情報や警報が見られるだけでなく、ラジオや緊急時のライブ配信が見れるなど防災に必要な速報や情報が1つのアプリに網羅されていること。

また、ニュース記事も見られるので日頃使いがしやすいということです。

 
少し使い方を説明しながらご紹介いたします。

まずは「Playストア」から「NHKニュース・防災」というアプリをインストールしてください。アプリのインストールがわからない場合は、こちらをご覧いただければと思います。

初心者だけど、初心者だからこそ、スマホにアプリを入れたい!=Tap7= 
スマホといえば、アプリケーションいわゆるアプリがつきもの。アプリを上手に使いこなすことがスマホライフを楽しくさせるツボになりますので、今回はアプリの導入の方法を紹介いたします。ダウンロードもインストールも自動でやってくれるので簡単です。

 

アプリのインストールが終わったら「NHKニュース・防災」を起動させます。

すると、下図の左側のような画面になります。

水色の枠は「鉄道運行状況」で、緑色の枠は社会系のニュースが表示されます。

  
下側の赤色の枠にある「天気予報」をタップすると下図右側のような天気予報が表示されます。

詳細が知りたい場合は、上側の「現在位置」をタップすると1時間ごとの天気を知ることができます。
 

さらに、上の欄にある「気象動画」をタップすると、全国ニュースで流れる天気予報を見ることができます。

「NHKニュース、防災」アプリ

引用:「NHKニュース・防災」のホーム画面、天気予報画面

 
普段は天気予報だけで十分ですが、そろそろ雨が降りそうだなぁとか、すでに降っている場合には上図の下側にある「マップ」という表示をタップします。

すると、現在の雨が降っている地域が表示されます。

 
表示から誤解を受けそうですが、

2mm/h くらいの雨になると傘がないとがっかりするレベル、

10mm/h で話がよく聞こえないくらいの雨になります。

 

ですから、このマップ上で雨雲がさしかかると傘がいる程度の雨が降ると覚悟したほうが良さそうです。

 
さらに下図左側の「表示切替」をタップするとさまざまな速報や情報が見られるようになります。

防災において気をつけていただきたいのが、「河川情報」と「土砂災害危険度マップ」です。どちらも、危険度が最高値になった時点ではすでに時遅しなので、理想は「警戒」の時点、遅くても「非常に危険」のレベルで行動は起こすべきです。

「NHKニュース、防災」アプリ

引用:「NHKニュース・防災」の雨雲データマップ画面

 
ちなみに、警報が出ると下図左側の黄色の枠にある「警報情報」のアイコンにマークがつきます。

さらに、そこをタップすると下図左側のような詳細が見られるようになります。
 

なお、この警報情報は、プッシュ通知でも知らせることができるようになっています。プッシュ通知とは、何か変化あったらアプリが音などで通知する機能のことです。

初期設定のままだと、音が鳴りまくるので設定変更をオススメします。

設定変更は、下図右側の緑色の枠から行います。

「NHKニュース、防災」アプリ

引用:「NHKニュース・防災」の災害情報画面

 
上図右側の緑色の枠をタップすると、設定画面が出てきます。

そこで「プッシュ通知の設定」をタップすると、項目ごとにプッシュ通知させるかどうかの設定ができます。

「NHKニュース、防災」アプリ

引用:「NHKニュース・防災」の設定画面

 

 
以上が簡単ですが、このアプリの説明になります。

雨雲データマップが使いこなせるようになると、自分なりに雨の予測がしやすくなると思います。
 

なお、このアプリでないとダメということはなく、天気予報は好みに合う天気予報アプリ、警報情報は警報情報アプリを別々に入れても大丈夫です。

なお、Yahoo!さまのお天気アプリなら、傘をさすレベルかどうかまでのきめ細かい降水量情報を表示するので、ニュースとか要らないよ、という方はこちらでもいいかと思います。

 
ちなみに、雨雲データマップと同様の情報は気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」でも見ることができます。

 

気象庁のサイトであれば、雨雲レーダーよりもこちらをオススメします。

気象庁 | ナウキャスト(雨雲の動き・雷・竜巻)
このページでは、1時間先までの降水分布、雷の活動度、竜巻発生の確度の予報をご覧いただけます。

 

防災対策の第一歩 自分の家は大丈夫?ハザードマップを見る

そもそも、自分の家は土砂災害や洪水に対して大丈夫な場所なのだろうか?

 
それを調べる方法として各自治体が出しているハザードマップがあります。

自治体によってはアプリ化されているので、まず「Playストア」で検索してみてもいいかもしれません。
 

アプリ化していない自治体のハザードマップを探すのが面倒だったり、PDFファイルという特殊なファイルで作成しているところもあります。

そこで、私はオススメは、国交省が作成した「重ねるハザードマップ」の利用です。

ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。

 

これを使うと簡単に見ることができます。

なお、スマホだと少し見えにくいのでパソコンなどで確認されたほうがいいかと思います。

 

使い方は簡単で、災害の種類を緑色の枠のなかから選ぶと危険な場所の色が変わります。

また、右側の赤色の枠の「危」をタップした後に、自分の知りたい場所をタップすると詳細情報が見られます。

防災対策に「重ねるハザードマップ」引用:国交省「重ねるハザードマップ」

 

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もっと知りたい防災対策!「東京防災」を読んでみる

もっと詳しく防災について知りたい!と思われたら、「東京防災」という本がオススメです。

PlayストアからでもKindleでも無料で読めますが、東京都の防災ページがいいかも。

イラストが多いので、飽きることなく最後まで目を通すことができると思います。

 

関連記事:東京防災 pdfファイル(全ページ)

 

感想のようなおまけ

西日本豪雨災害の時に、私は主に気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」と「洪水警報の危険度分布」を主に見ていました。

ただ「洪水警報の危険度分布」は初めて見るものでしたので、表示されている色の意味をよく理解していませんでした。

 

やはり、日頃から見ていないといざというときには役に立たなかったり、間違った速報や情報を取得することになります。

そうならないよう、日頃から見ておくことは大事だと思います。

 
ちなみに、広島は日本一土砂災害が発生しやすい土地だそう。

今回の豪雨災害でも多くの箇所で土砂災害が発生しました。

 

気象庁は「土砂災害警戒判定メッシュ情報」を流していますが、最高レベルの危険度でも土砂災害が起こらなかった地域もあれば、最高レベルに達する前に土砂災害が起こってしまった土地もあります。
 
ですから、ハザードマップで危ない地域であれば、早め早めの行動が命を救うことになるということは忘れたくないですね

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