職場の人間関係に悩んだとき、取るべき道はいくつかあります。
「相手の言うことを聞き流す」
「相手を反面教師として接する」
「仕事に専念して仲良くすることを諦める」
など、各サイトや本でもさまざまな改善策が書かれています。
会社のなかで、どうしても何人かは気が合わないもの。
そこで、こればかりはどうしようもないことと割りきって、自分を理解してくる仲間を増やすと会社に向かう足も今よりは軽くなります。
では、どうすればいいのか?
人数の少ない会社や同性ばかりの会社では通用しませんが、男性社員なら積極的にレディーファーストを心がける、女性社員ならそんな男性社員に気付いてあげる、レディーファースト慣れしておくのがオススメです。
もっとも、女性がレディーファーストでされることを男性にする、そんな女性に男性は気付いてあげるのもオススメです。
理由は3つ。
◯ 自然と味方が増える
◯ 上司が怒鳴らなくなる
とてつもない実力があるのなら実力に物を言わせるという方法もあるのでしょうけど、そうでなければ会社での人間関係はかなり重要。
それだけに、ちょっと気をつければいいわりに効果が大きいのでオススメです。
レディーファーストとか、そんなの別に興味ないや!という方は映画やドラマを観て気分転換でもいかがでしょうか。
レディーファーストが、悩める職場の人間関係を改善する一歩になる!
今のご時世なので、男女を問わず「レディーファーストなんて嫌、いらない、ウザい」とお考えの方もいらっしゃると思います。
それはそれでも構わないのですが「日頃のちょっとした習慣」が再三にわたり私の身を助けたので、オススメしたいです。
レディーファーストって何をすればいい?
レディーファーストにも色々ありますが、セクハラと紙一重なところもあるので会社で出来そうなものを4つ洗い出してみました。
・ エレベーターや会社のドアを押さえ、先に出入りしてもらう
・ 重い荷物を持っていたら代わりに持つ、困っていたら手伝う
・ 食事などで店に入ったら奥の席になるようにする
そうなんです、社長とかお偉いさんにすべきマナーによく似ているのです。
つまり、同性にしても問題がない行動を目安にしておけば、セクハラは回避できます。
レディーファーストをすると、いい人扱いされる
最初の上司やその周辺の方々がレディーファースト派でしたので、私は自然に真似するようになりました。
もっとも、若さがなせる技ということもあり、男女問わず前項のうち上の3つはやっていたと思います。
その結果から言えば、私のことを「いい人、紳士的な人」と自分の仲の良い同僚らに共有してくれました。
ですから、始めて仕事で関わる人でも感じが良かったり、無理を聞いてくれたり、親切にしていただきました。
また、メーカーさんの中には「すごく感じが良かった」などとメールをくださり、そこから仲良くなって仕事がしやすくなったケースもありました。
恋愛だと「いい人」というレッテルは邪魔にしかならない、そのレッテルのために先へ進めないというのはよくある話でも、会社では「頼みやすい人」「デキる人」扱いになるので、大事にしても良さそうです。
自然に仲間が増える
「いい人、紳士的な人」というイメージが定着すると自然に仲間が増えていきます。
さらに、自分の部署以外でも単純作業で大変そうなら手伝うようになるとさらに仲間が増えます。
このとき、男女問わず、社員、派遣という立場も問わず、大変そうなら手伝うというスタンスでいたのが、色々と身を助けることになりました。
ちなみに、「手伝おうか?」と聞くと「大丈夫」と断れることがしばしばありました。これでは次の機会に「手伝おうか?」とも言いにくい。
そこで「手伝おうか?それとも邪魔しようか?」と少し冗談めいた2択にしたところ「じゃあ、手伝って」という回答になることが多かったです。
上司が怒鳴らなくなる
これは相手によるのかもしれませんが、私の場合は異動したての頃によく怒鳴っていた上司が怒鳴らなくなりました。
上司が怒鳴り、私が自席につくと仲間たちが寄ってきて「怒鳴られたねー」とか「何やらかした?」など何故か席の周りが賑わうようになりました。
ワラワラと人が集まるようになってから、上司は私に対して怒鳴るのをやめました。
人が集まるとしょんぼりもできないので気分的に楽ですし、上司に対して嫌な感情も持たないのでありがたかったです。
まとめと感想
あいまいな語尾にするより言い切りが大事といわれるブログにおいても、レディーファーストが、人間関係すべてを解決する!とは言い切れません。
ただ、もし人間関係が改善されなかったとしても、将来的には色々役立つので若い頃にやっておくべきと考えます。
お金もかからないので試しに実践されてはいかがでしょうか。
そういう視点で見るといつもの職場が少し違って見えるかもしれませんよ。
なお、人間関係改善とは少しズレますが、レディーファーストができるとよい上司になる率が高くなる気がします。
どういう上司がよい上司なのかという議論はあろうかと思いますが、どういう理想の上司像だとしても、やはり部下を「見てあげる」上司は、よい上司の条件の1つだと思います。
もっとも、私の場合、最初の部下の悪い所を見過ぎて、私もその部下もグダグダになってしまったというほろ苦い思い出もありますけど・・・
レディーファーストは、状況を見て相手(主に女性)を気遣うことにあるとすれば、部下との接し方にも通じるところがあるような気がします。
部下を見て、足りないものをフォローしていく、そして要所できちんと守る、まさに理想の上司像ではないでしょうか。
私は元々異動の多い会社員で、10人以上の上司にお世話になりました。
その中でも尊敬する上司は、いい感じでレディーファーストができる人で色んな人から飲みに誘われていました。
そして、イラッとする上司は、自分ファーストな人で派遣の女性を口説こうして失敗していました。
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