梅を謎の液体で漬けるのが祖母のささやかな楽しみ。
何せ謎の液体なので、食べられるものが出来上がる年もあれば・・・
そんな祖母のため、祖母の畑に生息している梅の実を採りに行ってきました。
昨年が豊作だったこともあり、そのつもりで梅を入れる袋とワクワク感をいっぱい持って!
・・・が、梅の木を見て呆然。
少し遠くから見える梅の木に梅の実らしきものは何もなく、あるのは周辺の生い茂った雑草ばかり。
「この梅は、もうだめじゃ・・・」
と思いながら、近づいてみたところ、梅の木の上側は壊滅状態、木の下側の幹周辺に少しだけ梅の実がある程度でした。
昨年(下写真)と比較すると梅の実が付き具合が全く違います。
そこで、今回の記事は、農業が全く似合わない黒帽子のしん( @K_Shin51)どうしてこのような状態になったのか!梅の実はどういう条件で不作になるのか考察してみました。
梅が不作になるのはなぜ?日頃の行いが悪いから?
今回の考察では、梅の実が小さいということではなく、そもそも梅の実がない不作を想定しました。ちなみに、実の大きさは5月の降水量に依存するそうです。
そして、数ある不作の原因のうち「日頃の行いが悪い」など、それじゃ毎年不作じゃん!というものを除く、以下の3つに絞ってみました。
◯ 開花時期に雨量が少なくて、乾燥している
◯ 開花時期とミツバチの活動時期が合わない
この3つについて、少し詳しくみてみます。
開花しているときに雪が降る
梅の花に少しでも雪が積もると 痛恨の一撃 になるそうです。
なぜなら、意外と雪に弱く、花が凍って枯れてしまうから。
では、一体何度になると凍るのか、凍結温度を調べてみました。
・・・調べてみましたが、よくわかりませんでした。
ただ、雪で枯れるくらいなので、花の部分は比較的0度に近い温度で凍ると考えてよさそうです。
もしや、これが原因なのか?
気象庁のサイトから、2019年2~3月の降雪を調べてみました。
すると、
なんと、
降雪が・・・
ありませんでした。
どうやら、祖母の畑の梅の実は、降雪のため不作ではないようです。
開花時期に雨量が少なくて、乾燥している
開花時期に雨量が少なく乾燥した状態が続くと、花の中心にある花柱の先端、柱頭という部分が乾燥してしまい、花粉がくっつきにくくなるそう。
もしや、これが原因なのか? その2
やはり気象庁のサイトで、2月の降水量と1mm以上の降水があった日が何日あったのか調べてみました。
2019年:降水量 61.5mm / 降水があったのは6日
・・・昨年のほうが、雨量が少なく乾燥してました。
念のため、湿度もチェックしてみましたが、こちらはあまり差異がない感じ。
よって、この説も該当せず。
開花時期とミツバチの活動時期が合わない
梅の花がうまく受粉できるかどうかは、ミツバチの働きにかかっています。
そのミツバチ、12℃ 以上で活発に動くらしく、低温では活動が鈍くなるとのこと。
なので、暖冬で梅の花が早く咲いても、ミツバチが受粉に来ないということもあります。
それで、早く咲く木の上側部分はあまり受粉できず、遅く咲く低い部分は受粉できる、という現象が起こる年があるそうです。
もしや、これが原因なのか? その3
うちの梅の実の状態から、この説っぽい。
そこで、梅の開花日と開花日から20日間(梅の花が咲き続けていそうな期間)で、最高気温12℃以上の日が何日あったのか調べてみました。
2019年:開花日 1月30日 / 12℃以上 3日
ミツバチの活動期間が、あまりにも違っていました。
どうやら、この説で間違いなさそうです。
まとめ
収穫日誌をつけられている方によると、豊作の翌年は不作になることが多いそうです。
それは梅の木が隔年性を持つというより、気候による影響が強いとのこと。
それにしても、昨年と比較すると1/10くらいの収穫量だったので、何か対策はたてておきたいところ。
ドローンで受粉させることも考えてみたものの、実験風景を見ているとまだまだハードルが高そうなうえに、今のところは費用対効果的にもコレジャナイ感が・・・
とりあえず、来年も梅の開花時期が早まりそうなら人工授粉したほうが良さそう。
そのためにも、1月のはじめにはこの記事を読み返さないと!!
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