通勤、通学などの電車やバスの中
上司に怒られてブルーになったトイレの中
本を置くスペースのない一人暮らしの部屋
スマホで本や漫画を読みたいケースは多い。
では、どの電子書籍ストアを選べばいいのか?
自分の要望を満たすようなストアを選ぶのが
ベストだと思うものの、50以上もあるストアを調べるのも面倒。
そこで、初めて電子書籍を読む方のために、
おすすめのストアを5つ選んでみた。
なぜ、この5つの電子書籍ストアなのか?
解説は目次のあとで。
雑誌や漫画にビジネス書をスマホで読みたい! どの電子書籍ストアがいいのか探してみた
電子書籍ストアは 50以上もあるので
リストアップだけでも大変。
なので、電子書籍初心者が気軽に楽しめる
という視点からおすすめ電子書籍ストアをピックアップ。
Amazon、楽天、Yahoo!の会員なら、すぐ使える3ストア!
電子書籍ストア、最大の障壁は会員登録。
その高さは進撃の巨人に出てくる壁なみ。
個人情報流出もちょくちょくあるし
パスワードの管理も大変なので、できるだけ避けたい。
そこで、おすすめなのが下記の3つ。
Amazon、楽天、Yahoo!JAPANの会員なら
その会員情報(アカウント)が、そのまま使える。
関連記事:電子書籍の読み方・始め方!紙書籍より読みやすくする方法とは?
会員登録はちょっと・・・
という方にはこれらが便利。
50以上のストアをふるい落とした『BookLive!』
では、会員登録に抵抗のない方や
抵抗があっても会員登録するだけの価値がある
というツワモノ電子書籍ストアはどこか?
50以上もある電子書籍ストアを下記条件でふるいにかけてみた。
その結果、残ったのは『BookLive!』
ちなみに、アプリ不要でもよければ
『コミックシーモア』も該当。
ただ、通信ができないと読めないなど
不便な点も多いので今回は除外した。
ちなみに、ふるい落としの詳細やリストは、
この記事後半の「おまけ」にて絶賛されることなく公開中。
そして、栄えある『BookLive!』が
どんな電子書籍ストアなのか調べてみた。
BookLive!とはどんな電子書籍ストア?
どこの会社が運営している?
世界最大規模の印刷会社である凸版印刷株式会社。
しかも、蔦屋書店、東芝、
どのくらい配信されている?
累計 503,081タイトル 987,093冊と多い部類(2020年6月8日時点)。
購入方法は?
通常の通販と同じで、記載されている価格を支払う。
おすすめポイントは?
アプリの評価が高い(☆4.5)
Tポイントを貯められる、使える。
毎日1回ガチャでクーポンがもらえる。
1万冊以上、無料で読める作品がある。
クレジット、キャリア決済など支払い方法が豊富。
会員登録で、全作品50%OFFになるクーポンがもらえる。
どうせなら動画も観たい!『U-NEXT』
動画も書籍も楽しみたい方は『U-NEXT』がおすすめ。
多くの電子書籍ストアは、書籍のみの扱い。
ところが、なかには動画も観られるストアもある。
その先端にいるのが『U-NEXT』
他の追随を許さない見放題の動画数は、140,000作品
フジテレビ、NHK、TBSのオンデマンドなど
複数チャンネルが視聴可能なのも嬉しい。
電子書籍ストア選びのポイント
折角なので、自分でストアを選びたい!
という方に少しだけ選ぶポイントを。
なお、電子書籍ストアのリストは
最後の「参考」のコーナーに載せているので
お役に立てれば幸い。
ポイント① 読みたい本を扱っているか?
電子書籍ストア選びは、
購入ポイントなどの特典も気になるけど、
読みたい作品を扱ってなければ意味がない。
漫画の強いストア、実用書の強いストアなど
各ストアによって扱う作品が結構違う。
なので、読みたい作品を扱っているのか?
まずはここを各ストアの検索機能でチェック。
ポイント② 検索結果がイラつくものでない
検索結果に意図しない作品がズラッと並ぶと
お目当ての作品までなかなか辿り着けずイラッとすることも。
特に週刊ものは、最新号が先頭に来ないとあれ?
先週は合併号だった?ということになりかねない。
なので、検索結果の表示も選ぶポイントにしたほういい。
ポイント③ そうはいっても割引などのサービスは要チェック
初回50%OFF、購入時ポイント還元などのキャンペーンや読み放題など、さまざまなストア独自のサービスがある。
このあたりも、チェックするとお得に読める。
気になるストアにどういうサービスがあるのか、要チェックや!
あとがき
電子書籍ストア選びで最も重要なのは、
読みたい本が読めること。
ポイントなどのお得感で選びたい気持ちを
グッと抑えたほうが選びやすい。
もっとも・・・
2つのストアに登録しておいて、
普段はポイント重視で選んだストアを使い
読みたい本がなければサブストアを使うというのもアリかと。
この方法は、ポイント重視派だけでなく、
映画も観たい!音楽も聴きたい!派にも有効で、
サブストアをキープしつつ、
U-NEXT、FAD、m.music.jpなどを普段使いにするのもいいかと。
また、50以上もあるので、
気に入らなければコロコロ変えてみるものいいかと。
以上です(`・ω・´)ゞ
おまけ:電子書籍ストア絞り込みの模様
ここからは、実際に53あったストアを絞った
その過程の一部始終を公開。
なお、絞った条件は下記のとおり。
それでは、早速条件①から。
条件① 週刊の漫画雑誌が販売翌日の午前中までに読めること
漫画雑誌にも色々あるけど、
自分が読みたい!ただそれだけの理由で
「週刊ビッグコミックスピリッツ」
で、ピックアップした53ストアのサイトにて検索を実行。
すると、意外とヒットしないストアがあり、
53ストア → 24ストアに絞り込みに成功。
条件② 複数出版物が全て表示されること
「キノの旅」「大日本サムライガール」など、
最近増えてきたのがラノベを複数の出版社で
漫画化(コミカライズ)した作品。
読み比べたいなぁと思ったとき、
出版社によっては読めないものがあったり、
漫画は読めるけどラノベは読めずに別サイトを探すという面倒な事は避けたい。
そこで、最近お気に入りの「薬屋のひとりごと」
を検索し、ラノベ、漫画版の2種類が全て表示されるストアに絞り込んでみた。
関連記事:人さらいに誘拐された主人公『薬屋のひとりごと』が最高レベルで面白い!
その結果、やはりラノベのハードルがやや高かったようで
24サイト → 17サイトまで絞り込めた。
条件③ 検索すると最新号が先頭にくる
雑誌などを検索したとき、
最新号が先頭にこないストアがある。
そこで、最新号がリストの先頭にくるストアを絞り込み。
すると、17ストア → 11ストアに。
その栄えある、11ストアがこちら。
なお、カッコ内の数字はアプリの評価指数。
これらのストアであれば要望は満たせるので、
あとは別の切り口からの絞り込み。
視点を変えてアプリの使い勝手から絞り込み
まだ少し多いので、もう少し絞り込んでみる。
スマホで漫画を読むからには、
アプリも気になるところ。
ところが、残った11ストアのアプリをみると
評価が4.0以下になっているものがほとんど。
普通のアプリと比べると軒並み低い。
とはいえ、実際に使ってみないとわからないので
インストールしてみることに。
ちなみに「Doly」は、ヨドバシ.COMのアプリ。
そして、コミックシーモアはアプリ不要の仕様。
条件④ ログインせずにアプリが試せる
インストールが終わり、早速アプリを試そうにも、
楽天kobo、Doly、ブックパス、dブックは、
ログインしないと先へは進めず、気軽にお試しというわけにはいかなかった。
これぞ世にいう・・・
門・前・払・い!
ちなみに、必要となるIDは下記のとおりで、
アプリ専用のアカウントというわけではないところがポイント。
いわば・・・
うちは常連客相手なんで、一見さんはお断りなんですよ!
楽天kobo → 楽天ID
ブックパス → au ID
dブック → dアカウント
特にブックパスは、SMSを使った2段階認証。
分厚くて重たい門になっていた。
とはいえ、au IDもdアカウントも、
au、ドコモユーザーではなくても作成可能なので、
入店できないわけでもない。
でも、アカウントを作ってまで・・・
ということで、11サイトからの4サイトが脱落。
条件⑤ アプリ内で検索がかけられる
実際にアプリを使ってみると
購入した漫画を読む用に作られているせいか
新たに読みたいものを探すには不便なものが多い。
そこで、アプリ内で検索がかけられるか試してみた。
→ BookLive
② アプリからストアサイトに移行する
→ 他5つのアプリすべて
③ アプリ不要
→ コミックシーモア
BookLive以外のアプリは、
検索しようとするとブラウザアプリが(インターネットを見るためのアプリ)起動。
そこから各ストアのサイトにつながり、
検索できるようになる仕組み。
BookLiveは、ブラウザが起動することなく検索可能なので便利。
このアプリだけが評価が4以上というのもうなずける。
よって、他の5つのアプリが脱落。
残ったのは、BookLive!とアプリを使わないコミックシーモアのみ。
参考:本当に1ストアごとに入力しましたリスト
今回調査したのは、下記の53ストア。
条件③までの段階でリスト化してみた。
大きい企業が運営して
条件③まで満たす
大きい企業が運営しても
条件③が満たせない
大きい企業なのに
条件②が満たせない
条件③まで満たす
条件③が満たせない
条件②が満たせない
U-NEXTやRenta!など、
大人の事情で残したいストアもあったけど、
私情は挟まずクールに去っていただいた。
なお、条件①が満たせないストアがダメか
といえばそうでもない。
自分が読みたい本が網羅されていれば、
HeartOne Booksみたいなオサレ系のストアでもよいかと。
再三でてきたコミックシーモアとはどんな電子書籍ストア?
どこの会社が運営している?
NTT西日本の子会社である、エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
どのくらい配信されている?
タイトル数は不明 597,691冊
購入方法は?
事前ポイント購入方式。
ポイントを月々で自動購入する方法もあり、これがお得。
おすすめポイントは?
アプリに頼らずとも読める。
でも、密かに本棚アプリもあったりする。
無料やセール品が毎日更新される。
クレジット、キャリア決済など支払い方法が豊富。
会員登録で、全作品50%OFFになるクーポンがもらえる。
私の場合、スマホの空き容量に余裕がなく、
月の通信量には余裕があるのでコミックシーモアがいいみたい。
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