中学生の頃、他の教科は10段階中8以上はあったのに美術だけは5前後でした。
ちなみに得意科目は「へ理屈」
あっ、どうも、実家で犬を飼っていましたがどうやらネコ派のような気がする黒帽子のしん(@K_Shin51)です。
ところで「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」などオークションサイトやフリマサイトで、自分の持ち物を売ったことありますか?
意外と手間取るのが出品する物の写真。
既製品なら畳の上に置いて撮っても値段次第で売れそうですが、呪いのわら人形とか描いた絵などを売りたいときには少しでもよく見えたほうが優位そう。
そこで、出品するにあたり、安くて手間がかからないけど、まぁいい感じじゃない?と思えそうな写真が撮れないか実験してみました。
・・・美術、5前後なのに。
メルカリの写真をおしゃれに撮るには?背景をきれいに撮るとワンランクアップ!
オークションやメルカリなどのフリマサイトにキレイな写真で出品したいところではありますが、これから転売でお金を稼いでいこう!という方ならともかく、たまにしか出品しないうえに、扱う品物が少額商品だとあまり手間もお金もかけたくない。
そこで、ある程度条件を絞ってみました。
◆ メルカリの写真もおやつも324円まで
その条件とは、こちらの4つです。
◯ 324円以内で構成できること
◯ スマホで撮影すること
◯ 高齢者でもできそう
◯ 品物は小さいもの
そして、今回のお題はこちら。
お題に協力してくださるのは、この「スイス製 くまのキーホルダー」
このキーホルダーは祖母が10年くらい前に買ってきたもの。
最終的に5万円で実際に出品してみましたが、買い手がつかなかったので1時間で取り下げました。
▼ くまのキーホルダーが協力するようになったわけ
◆ メルカリ用の写真を撮影するために用意したもの
キレイに撮影しようとすると、レフ板とか専用の箱を作成するようにオススメするサイトもありますが、ハードルが高いとやる気を損ねるので面倒くさがりの私でもやる気がでるレベルのものを用意しました(太字のものだけ新規購入)。
◯ スマホ
◯ 和紙ちよがみ
◯ フェルト
◯ 色画用紙
◯ クリップボードとかバインダーと言われるやつ
スマホ以外はダイソーさんで購入しました。
ちなみに、ダイソーさんのサイトは100均とは思えぬ高級感を出しつつ、シンプルな色使いでカッチョいいです。ただカッチョいいだけでなく、1種類(アイテム)商品につき、500個以上のまとめ買いするときにはネットからも注文できるようです。
◆ どうやって撮ると見栄えが良いか色々やってみた
ただ撮るだけだとこの企画が成立しないだけでなく、陰や反射光が写ったりするので、どう撮ると見栄えがいいのかいろいろ試してみました。
まずは、フェルトから。
フェルトや布は光を反射しにくいので撮りやすいとの評判です。
・ 自然光で撮ると良いらしいを検証してみる
さまざまな「おいらはカメラに詳しいぞ!」的なサイトを見ると「自然光で撮ると良い!」と書かれていたので素直に従ってみました。
うーん・・・
フェルトのシワが目立つし、右半分は光が反射して光るのに左半分は陰になって微妙。
(ピンぼけ気味なのは知らんぷり)
そういえば、陰は斜めにして写すと見えにくくなるって書いてあったな。
「ふふっ・・・」
クリップボード登場!!
クリップボードの下に葛根湯の箱を置いて斜めにして撮ることにしました。
また、何も考えずにボーっとしながら撮ったということもあり、光源がキーホルダーの横からになっていたので、光が下図の青矢印方向から入るように撮ってみました。
「おっ、まぁまぁな感じ♪」
自然光と同じ向きにシワがあるとシワの陰が出来にくく目立ちません。
ただ、ジーっと見ていたら、くまの後ろからボヤっと立ち上るぼやっとした陰が悪霊かジョジョの奇妙な冒険に出てくるスタンドに見えてきたので、もっと陰がでないようにと部屋の蛍光灯をつけてみました。
「うん、美術5の私としては上出来な部類やな!」
どうやら、自然光と蛍光灯の両方を使うと陰ができにくいみたいです。
なお、蛍光灯を使う場合、自然光を入れる向きはどちらでも違いはありません。
◆ 写真の背景は何色がいい?
再度メルカリに出品するかもしれない「くまのキーホルダー」を写す条件が決まったので、何色の背景にすると映えるのか、色々撮ってみました。
・ フェルトの薄い黄色とオレンジ色
まずは、フェルトの薄い黄色。
くまの胴体色が、赤いフェルトの時よりも濃い感じになりました。
背景が少し安っぽいというか地味な感じが気になります。
次にオレンジ色。
キーホルダーの印象が薄い黄色の時とだいぶ違います。
オレンジ色が少し強すぎて長くは見ていられないような気もしますが、いい感じではないでしょうか。
・ 和紙ちよがみ ブルー系とピンク系
続いて「和紙ちよがみ」をひいてみました。
ちなみに、私を含めて男性陣には馴染みがあまりないかもしれませんが「ちよがみ」は、普段は折り紙などに使われるみたいです。
まずは、ブルー系の「ちよがみ」です。
悪くはなさそうですが、何となく背景が暗い前途を示しているようにも見えます。
続いて、ピンク系。
アニメで良い事があった主人公の背景がピンク系で華やかになるような背景を期待していただけに、こちらも何かパッとしない感じもします。
実際のちよがみは、もう少しあたたか味のある感じなのですが、一部分だけを切り取ると微妙な感じですね。
・ 色画用紙で、赤、茶、黒、青色
最後に、色画用紙を背景に使ってみました。
まずは赤から。
続いて、茶色。
さらに黒。
もういっちょ。
最後に青。
色画用紙だと光が少し反射するようで、左側が薄くて右側が濃く見えます。
青色が一番マシですかね。
キーホルダーの向きを変えて、このグラデーションっぽくなる傾向を活かすという手もあるかもしれません。
フェルト、ちよがみ、画用紙を比較すると光の反射が少ないフェルトが一番使い勝手が良かったです。
ちよがみも柄次第という気がしますが、和紙との相性がよさそうなので、100均でも売ってる色付きの和紙でもいいのかもしれません。
☆ まとめと感想
撮った写真をデコりたい、マーカーをひきたい!というときには、こちらを参照してくださいませ。
関連記事:PhotoMarkerで、スマホの写真にマーカーや文字を書いてみた!
さて、いろいろ試してみたまとめは、下記のとおりです。
◯ 商品は角度をつけた板などに置く
◯ 背景はフェルトや和紙など光を反射しにくいものがよさそう
今回は小さいものでしたが、大きなものになるとシーツやカーテン、じゅうたんなど布系を上手に活用すると反射の少ない良い写真になりそうです。
また、逆に反射を利用しておしゃれな写真にすることもできるかもしれませんね。
・・・反射を利用するなんてハードルが高すぎ、そして多すぎ(´・ω・`)
ちなみに、ここまで記事を書いておきながらですが、メルカリだとあまり背景にこだわっている方はいないようで、テーブルや床、畳の上においてあるものが多いです。
それでも売れているので本格的にはこだわる必要はないのかも。
ただ、こだわっている人が少ないだけに、これくらいでもポイント高いかもしれません。
以上、結果的にクリップボードとフェルトさえあればいいかなと思うので、216円で目的は達成できそう。324円までは少し余裕があるので、近所のスーパーで今月の特売品になっているピノ買って食べられるなと思う黒帽子のしん(@K_Shin51)でした。
コメント