散歩の途中に出くわすネコをスマホで撮る
というのはなかなか難しい。
あやつら日向ぼっこしながらウトウトしているときでさえも、こちらが少しでも近づき過ぎるとパッと逃げてしまう。
逃げられない限界の近さまで足を踏み入れる。
この踏み入れていい距離の見極めが難しい。
いまだに納得できる写真が撮れたことがない。
先日、散歩がてら本屋に行く途中
小学4~5年生といった感じだろうか、その女の子は。
周囲の目を気にしながら、電柱の周りを行ったり来たり。
時折、しゃがみこんだりして、とにかく落ち着かない。
なんだろう?と思って、
彼女の視線の先をたどると、いたいた、ネコ。
なにやら普通のノラネコとは少し趣きが違うよう。ネコとは思えぬ大きさで、もう10年くらい経てば「となりのトトロ」に出ていたネコバスにでもなるのでは?と思うくらいのでっぷでぷ。
女の子は、その未来のネコバスをランドセルからぶら下がっているキッズフォンでバシバシ撮っていた。しかも、結構な至近距離。
普通のネコなら嫌がって逃げる距離感なのに、さすがは未来のネコバス、ひと味違う。「ほら、もっと俺を撮れよ!」と言わんばかり、時折ゆっくり動く程度でほとんど動かず、小さな写真家に色んな角度から撮らせてあげてた。
・・・単に重くて動けなかったのかもしれない
それにしても、女の子の手のひらサイズのキッズフォンでも写真が撮れて、それを使いこなせることに驚き。私のスマホは彼女のキッズケータイの2倍くらいはありそうなのに、やることといえば、電話する、カメラで撮るがメインで、彼女がやっていることとさほど変わらない。
『スマホ、使いこなしてる?』
行った先の本屋に目にしたその本は、私にそう問いかけているようだった。
こちらの本、イラストレーター”こいしゆうか”さん(@koipanda)が、モノアドバイザー、整理収納アドバイザー、タレント、料理研究家、プロ無職の5人を相手に、スマホをテーマとしたお話を伺い、さまざまなスマホの使い方や考え方を紹介している。
なかでも、全員にホーム画面を中心にスマホ画面を見せてもらっているのがツボ。6画面も使う筆者にくらべ、2画面しか使わないうえに画面の半分を空白にしている人、アイコンを上部、フォルダを下部に設置している人など、みんなそれぞれで興味深いし参考にもなる。
スクショで載っているので、どんなアプリが入っているのかもわかるところも、イケナイものを見ている感があって楽しい。
漫画になっているということもあり、熟読しても20分くらいで終わってしまうのだけど、使いこなせていない私のような人には「そういう使い方もあるのか!」と参考になることが多い。
さらに、スマホを宣伝したいという目的で書かれた本ではないので、スマホを見ないようにするアプリ(BearFocusTime:有料 130円)を紹介しているところもこの本ならでは。
さて、まずはスマホのホーム画面から整理しようかな。
以上です(`・ω・´)ゞ
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