サブスク音楽配信を聴くならどこがいい?初心者はサブスク四天王から選べ!【スマホ】

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音楽配信 サブスク 音符 

 

最近、婦人倶楽部『そいえば台湾』という曲にハマっています。

 

関連記事:婦人倶楽部『そいえば台湾』素朴な歌詞とミステリアスなユニットの共演

 

音楽サブスク “Spotify” が私へのレコメンド(推薦)としてピックアップしてくれた30曲のうちの1曲なのですが、これが見事にヒット。普通に暮らしていても出会えない曲だったので「Spotifyさま、ありがとう!」なのであります。

 

さて、近年、音楽を定額で聴く ”サブスク音楽配信” という楽しみ方が浸透してきました。そこで、今回の記事では、サブスク音楽配信っていいの?どこのサブスクを使うのがいいの?ということについて調べてみました。

 

結論から言いますとこんな感じです。

  • できるだけ安く!なら、Amazon Music か LINE Music
  • 聴く曲の幅を広げたいなら、Spotify
  • Apple使いなら、Apple Music

 

サブスク選びは面倒だし、定額制というとやや抵抗もあるかもしれませんが、音楽好きなら”とりあえず、やってみましょう!”というのが私の結論です。

 

お金を払うのだから慎重に選びたい派のために、多くのサブスクでは無料プランや何ヶ月かの無料キャンペーンを実施しているので、これを利用していただきたいところ。

 

かくいう私もレンタル派だったのに、無料キャンペーンにつられてサブスク界に足を踏み入れることになりました。

 

  •  新作がその日に聴ける
  •  知らなかった曲に出会える
  •  スマホがあれば、いつ、どこでも聴ける

 

などなど、ふと、あれ聴きたいなぁと思ったときにサクッと聴けるのがなんとも心地よく、今ではすっかりサブスク派です。

 

では、どこのサブスクがいいのか?ということですが、一長一短あるので自分に合うものを選ぶのがいいと思います。まずは、下記4項目を基準に選ばれてはいかがでしょうか。

 

① 魅力的な料金プランがある(Amazon、LINE MUSIC)
② AIスピーカーとの相性がいい(Apple Music、Spotify)
③ 聴きたい曲がサクッと聴ける(Amazon、Apple Music)
④ 音質(ビットレート)は、気にしない。むしろ、低いほうがいいかも。

 

このあたりを深掘りしていきます。

 

サブスク音楽配信にする必要あるの?

音楽サブスク ヘッドホン

 

そもそも「サブスクじゃなくてもいいじゃね?」と思われているかもしれません。

 

「RadikoなどのラジオやYoutubeなどの動画サイトなら無料で聴けるぜ!」という声も聞こえてきそうですが、ラジオだとフルコーラスかかるかどうかも微妙ですし、Youtubeも公式動画だとショートバージョンのほうが多そうで、聴きたい曲が見つからないことのほうが多いもの。

 

ですから、音楽好きとしては少し物足りなく、レンタルやダウンロードなどで補っていませんでしょうか?確かにそれもありですね。

 

 

サブスクとレンタル、どっちがお得?

 

ただ、サブスクの一般的な価格が月額980円。やや加入をためらうこの値段もレンタルなどよりもお得です。どういうことか、少しだけ解説していきます。

 

下表は、シングルの価格と980円あればシングル何曲聴ける?という曲数とアルバムの価格です。

 シングル曲数/980円アルバム
レンタル150円6曲300円
CD購入1,320円3曲前後3,300円
ダウンロード250円4曲前後2,500円

※ レンタルの値段は近所のレンタルショップを参考に、シングルはLiSA『紅蓮華』の価格を参考に、アルバムは米津玄師『STRAY SHEEP』の価格を参考にしております。

 

つまり・・・

 

シングルなら月に3~6曲しか聴けません。

サブスクなら980円で5000~7000万曲聴けるのに。

 

アルバムならサブスクの3ヶ月分くらいなのに、10~15曲しか聴けません。

サブスクなら1ヶ月で5000~7000万曲聴けるのに。

 

音楽好きなら、月額980円は高くない額といえそうです。ただし、好きなアーティストがCDにこだわる派の人だと、サブスクでは聴けないこともあるので、そのあたりはご注意を!

 

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サブスク音楽配信を利用するならどこがいい?

サブスクリプション

 

では、どこのサブスクがいいのでしょう。

現在(2020年12月20日時点)、確認できた音楽配信サービスは下記のとおり。

 

ANiUTa / Amazon Prime Music / Amazon Music Unlimited / Apple Music /AWA / Deezer / dヒッツ / Google Play Music / KKBOX / LINE MUSIC / mora qualitas/ Rakuten Music / RecMusic / Spotify / うたパス / レコチョク 

 

この全てを比較しても良かったのですが、結構な量になるわりに「読むのめんどくさい・・・」と全く読まれない可能性のほうが高いので4つに絞ってみました。

 

現在のサブスク四天王はこれだ!

 

今、どこのサブスクが流行っているのでしょう?

 

株式会社 ICT総研さまが2019年に行った「定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査」によると利用者数はこのような結果となっています。

 


定額制音楽配信 四天王

 株式会社 ICT総研 2019年 定額制音楽配信サービス利用動向に関する調査

 

利用者数1位の ”Prime Music” は、アマゾンのプライム会員であれば200万曲が追加料金なしで聴き放題という特殊なサービスなので除外して、アマゾンは “Amazon Music Unlimited”のみとしました。その結果、サブスク音楽配信の四天王は下記のとおりになります。

 

今回は、この四天王を各項目ごとに比べてみました。

 

音楽サブスク四天王の料金は、あまり差がない?

 

まず、とにかく気になる料金を比べてみました(2020年12月20日時点)。

 

項目

Amazon Music Unlimated

Apple MusicLINE MUSICSpotify
個人

月額 980円

※※

月額 980円

年額 9,800円

月額 980円

年額 9,600円

月額 980円

年額 9,800円

ファミリー月額 1,480円月額 1,480円

月額 1,480円

年額 14,000円

月額 1,480円 

学生 月額 480円月額 480円月額 480円
その他月額 380円(Echo)月額 1,280円(Duo)

※ AmazonのEchoは、スマートスピーカーEchoでしか聴けないというプラン

※ SpotifyのDuoは、2人で聴くというプラン

※ Spotifyの年割プランの支払い方法は条件付き

※※ プライム会員(500円/月)なら、月額780円、年額7,800円

 

四天王といえば「フフフ…。奴は四天王の中でも最弱」とランク付けされているものですが、音楽サブスク四天王の料金に大きな差はないようです。

 

もっとも、LINE MUSIC の年額は月額にすると800円となり、他のサブスクより少しお得感があります。

 

なお、LINE MUSIC 以外のサブスクは、年間契約を裏メニュー的な扱いにしているようなところがあり、パッと見ではわからないようになっています。

 

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聴きたい曲、好きなアーティストが聴けるのか?

サブスク アーティスト

 

料金で差がつかないのであれば、聴きたい曲、好きなアーティストが聴けるのかどうかがポイントになってきそうです。各サブスクの公開楽曲数は下表のとおり。

 

項目Amazon Apple MusicLINE MUSICSpotify
楽曲数7000万曲以上7000万曲以上7000万曲以上5000万曲以上

※ 2020年12月20日時点

 

Spotifyと他のサブスクでは、2000万曲程度の差があります。たしかに2000万は大きな数字ですが、実際に使ってみると曲数の差はあまり感じられません

 

Spotifyで扱っていないアーティストは他のサブスクでも扱っておらず、アルバム収録されていた曲が大人の事情でカットされていれば、どのサブスクでも聴くことはできないようです。

 

むしろ、各サブスクが持つ操作性や検索方法のクセから、なかなか聴きたい曲にたどり着けないことがあるほうが気になります。

 

特にカタカナ表記と英語表記が混在するようなバンドを検索することが多い人は、AmazonやApple Musicがいいかもです。このあたり、少し深掘りしていきます。

 

 

Amazon、Apple Musicは、カタカナ、英語表記を気にしない

 

例えば、”ジャアバーボンズ”で検索をかけた場合、Amazon Music(下図左)とApple Music(下図右)だと発表されている楽曲全てにたどり着きます(Amazonはスクロール、Appleは「すべて見る」をタップ)。

 

アマゾン アップル 検索結果

 

 

LINE MUSICは、カタカナ、英語表記を気にする

 

ところが、LINE MUSIC(下図)では、「チャレンジャア」というアルバムなどいくつかの楽曲が表示されません。”ジャアバーボンズ” で検索をかけたにもの関わらず、アーティスト名が ”JaaBourBonz” 扱いされているためなのです。

 

そこで「アーティスト >」の欄から「ジャアバーボンズ」を選択して「チャレンジャア」などの楽曲を表示させることになります。

 

ラインミュージック 検索結果

 

 

 

Spotifyは、カタカナと英語表記は別アーティスト扱い

 

この カタカナ、英語表記の違いはSpotifyもLINE MUSICと同様です。ところが、Spotifyではアーティストの欄がないため、そこからタップ1つで目的の画面に遷移することはできず、再度検索をかけなければなりません。”JaaBourBonz” のように独特の表記だとなかなか”つづり”がわからないので苦戦しそうです。

 

スポティファイ 検索結果

 

もっとも、Spotifyはプレイリストが充実しているので、関連のプレイリストから目的の曲にたどり着くこともあるかもしれません。実際、ジャアバーボンズのプレイリストでは”ジャアバーボンズ”と”JaaBourBonz”が共存しておりました(下図参照)。

 

ジャアバーボンズのプレイリスト

 

ただ、1回目の検索でひっかからないと”ない”ものとして認識してしまうだけに残念なところです。

 

AIスピーカーに対応しているほうがいい

スマートスピーカー

 

次に、何で聴くのか?というところもポイントになります。

 

なぜなら、Googleの「Nest」、Amazonの「echo」、Appleの「HomePod」、LINEの「Clova」のようなAIスピーカー、スマートスピーカーをお持ちでしたら、それに対応可能なサブスクを選んだほうが、音声で操作できるなどスピーカーの機能を活かせて楽しいからです。

 

そこで、AIスピーカー対応のサブスクを調べてみました。

Google系Spotify、Apple Music
Amazon系Amazon Music、Spotify、Apple Music
Apple系Apple Music
LINE系LINE Music

※ Apple系のAIスピーカーは、「近い将来、サードパーティいわゆる他社の音楽配信にも対応するんだ!」とおっしゃっているので、それ次第かと(2020年12月20日時点)。

 

今、AIスピーカーを持っていない人であれば、将来購入するかもしれないことを思えば、SpotifyかApple Musicにしておくと契約しているサブスクに左右されずにAIスピーカーが選べそうです。

 

音質(ビットレート)の違いは気にしなくていい!

 

続いて、気になる音質。下表は、音質を示すビットレート(1秒間に送受信できるデータ量)です。一見「ほぅ、LINE MUSICとSpotifyの音質がいいのかぁ」と思われたのではないでしょうか。

 

項目Amazon Music UnlimatedApple MusicLINE MusicSpotify
音質(ビットレート)最大 256kbps最大 256kbps最大 320kbps最大 320kbps

 

ところがところがです。

数字的に音質が良いとしても、それを聴き分けられるのか?という問題があるのです。

 

ビットレートが大体 128Kbpsになると、CDの音質になるそうです。つまり、128Kbps以上ともなると聴き分けは難しくなるとのこと。

 

いやぁ、あたしゃ耳がいいから聴き分けられるでぇ!という方は、実際に試してみてみましょうか。

 

海外のサイトになりますが、mp3ornot.com というサイトで 128Kbps と 320Kbps の聴き比べができます。手順も簡単です。

 

  1.  STEP1の「clip A」のボタンを押して音楽を流します 
  2.  STEP1の「clip B」のボタンを押し、「clip A」と聴き比べます 
  3.  STEP2の「clip X」を押すと「clip A」または「clip B」のどちらかの音楽が流れます
  4.  STEP2で流れていた音楽はどちらなのか、STEP3の「X=A」または「X=B」のボタンを押します
  5.  正解、不正解が画面の右側に表示されます
  6.  これを5~10回くらい繰り返すと身の程がわかります

 

私も実際にやってみましたが、結果が報告できないほど散々なものでした(苦笑

50%すら下回るとは・・・トホホ。

 

128Kbpsと320Kbpsすら聴き分けられないのであれば、256Kbpsで十分であり、むしろ通信量を抑えるために256Kbpsのほうがいいかもしれません。

 

ですから、あまりビットレートは気にしなくて良さそうです。

 

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独自サービスは要チェック!

要チェック

 

ここまで、同じ項目を比較してきました。「うーん・・・決定的な推しポイントがないなぁ」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、各サブスクのアピールポイントを少しだけピックアップしてみました。

 

 

Amazon使いなら、Amazon Music Unlimitedがお得!

Amazon Music Unlimitedは、なんといってもアマゾンのプライム会員(500円/月)であればお得に利用できることが最大の特徴になります。

  1.  Amazonプライム会員なら割安になる(月額780円/年額7800円)
  2.  プライム会員になれば、Prime Videoなども楽しめる
  3.  Amazon Echoとの相性がいい

 

Amazon Echoとの相性は機械的なものだけでなく、月額380円になるEchoプランが断然お得。「音楽は Amazon Echoでしか聴かないよ!」という方は、ピッタリのプランとなっています。

 

 

Apple使いなら、Siriと連動させると楽しいApple Music

 

Apple Music は、当然ながらApple製品との相性がよく、Appleユーザーなら、iTunes Storeで購入した音楽をまとめて管理できます。その他の特徴は下記のとおり。

  1.  Siriと連動させるとワイヤレスイヤフォン「AirPods」をハンズフリーで使えるようになる 
  2.  世界トップクラスのアーティストが出演する24時間オンエアのオリジナルラジオ局「Apple Music 1」を含む3種類のラジオが聴ける
  3.  ミュージックビデオも観ることができる

 

また「見つける」の機能を使うと、まもなくリリースとなる曲も探すことができるのも特徴の1つです。

 

 

LINE使いなら、LINE MUSIC が楽しいに決まってる!

 

LINE MUSIC も当然ながらLINEとの相性がよく、他のサブスクできないサービスが提供されています。例えば、こんな感じです。

  1.  呼出音・トークルームなどのBGMとして設定できる
  2.  LINE無料電話の呼出音などにも設定できる 
  3.  お気に入りの曲をLINEの友だちにシェアできる
  4.  シェアされた曲やプレイリストは、トーク画面やタイムラインからすぐに聴くことができる
  5.  配信されていないアーティストの楽曲をLINE MUSICコインを利用してダウンロードすることもできる

 

また「ベストヒッツ」「年代別」「ボーカロイド」「恋愛ソング」など、細かくカテゴライズされているため、聴きたい曲を探しやすいのも特徴です。

 

 

Spotifyは、新しい曲に出会える「Discover Weekly」が超優秀!

 

少し前までは、無料プランがある、バックグラウンドでも聴けるなど、他のサブスクから先行しているSpotifyでしたが、徐々に追いつかれつつ印象は否めません。そのため、特徴もやや地味です。

  1.  無料で聴けるポッドキャストがある
  2.  PS3、PS4、XBOX Oneなどのゲーム機にも対応している
  3.  レコメンドが優秀で、好みの新しい曲に出会いやすい

 

それでも、私はSpotifyを使うのは、冒頭に述べたとおりでプレイリスト「Discover Weekly」のレコメンドが優秀すぎだからなのです。ちなみに「Search」→「ディスカバー」から入れます(加入から2週間過ぎないと使えません)。

 

ディスカバー

 

なお、レコメンドとは、推薦とかオススメという意味で使われています。Spotifyでは、下記のようにレコメンドを作成するそうで、レコメンドにツボる曲が多いのもうなずけます。

 

① 視聴履歴、お気に入りなどから自分好みのリストを作成
② 共通点の多いリストを持つ他のユーザーを抽出
③ 抽出された他のユーザーのリストから自分の好みと似ている曲をピックアップする

 

私の場合、今週の曲は半分くらいは知らないアーティストのものでしたが、かなりハマりました。

 

 

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まとめ:結局は直感的な好みで選ぶのがよさそう

 

以上、音楽サブスク四天王について書いて参りましたが、いかがでしょう。おっ、これは試してみたい!と思うものは見つかりましたでしょうか。

 

  • できるだけ安く!なら、Amazon Music か LINE Music
  • 聴く曲の幅を広げたいなら、Spotify
  • リンゴ使いなら、Apple Music

 

色々試してみるのが一番で、「隗より始めよ」ではありませんが、直感的に「これだ!」と思ったものから始めてみるのがいいような気がします。

 

以上です(`・ω・´)ゞ

文章終わりのライン

 

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