IIJmio「みおふぉんダイアル」にちょい足しすると音声で発信できる!

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黒電話 
急いで電話をかけたい!
  
 
そんなときに限って、固定電話であっても、携帯やスマホであってもなかなか相手の番号が出てこない!!
 
そもそも、スマホなのにガラケーと同じようにアドレス帳などのメモリーされているものを検索して発信させる仕組みってのはどうなんだい?
 
 
特に、高齢者はしばらく使っていないとスマホや携帯の意外と手のかかるアドレス帳を使った電話のかけ方を忘れてしまいます。
 
そんな高齢者にもオススメなのが、アドレス帳に載っている人であれば「相手の名前+電話をかけて」とスマホに向かって言うだけで電話をかける方法です。
  
  
これが、かなり便利!!
 
 
ただ、格安SIM系の「かけ放題」を使われている方がこれをやるとかけ放題にならず、かけ放らない通話になってしまうことがあります。

そこで、今回の記事は、どうにか「かけ放題」をキープしつつ音声で電話の発信をできないものかと頑張ってみた黒帽子のしん(@K_Shin51)の奮闘記でございます。
 
IIJmioをお使いの方であれば、専用アイコンをタップするとあとは音声で電話がかけられます。
 

 

IIJmioなら音声で電話をかけるときも「みおふぉんダイアル」経由になる!その方法とは?

理想は「OK! Google (黒帽子の)しんに電話をかけて」というものでしたが、高齢者だと「OK! Google」という呪文を忘れるので断念。

そこで、アイコンボタンをタップして「しんに電話をかけて」と言えば、電話がかかるという仕組みにしました。
 

それで、どういう感じで電話をかけるようになるの?

設定は少し面倒ですが、実際に電話をかけるのは簡単。

① 専用アイコン(アイコン画像は変更可能)をタップ
② Googleアシスタントが起動されるので「しんに電話をかけて」と言う

 
これだけ。
 
連絡帳から電話をかけるより、かなり簡単!
 
 

3つのアプリを使って音声入力を実現!

もう少し詳しくご説明しますと、図1左側下にある①の「青い受話器」アイコンをタップするとアプリ「MacroDroid」が起動し、これが「mioプレフィックス」と「Googleアシスタント」というアプリを起動させます。
 
「Googleアシスタント」が起動したら音声入力受付中の間(下図右②の状態)に「しんに電話をかけて」とスマホに向かって言います。

IIJmioみおぽん01

図1 IIJmio みおふぉんダイアルでの音声発信

 
すると、画面の下半分だけで渋々動いていたGoogleアシスタントが、まじめに動き始めて、電話をかけてくれるという仕組みです(図2参照)。
 
ちなみに「mioプレフィックス」を使わずGoogleアシスタント経由で電話をすると「みおふぉんダイアル」ではなく、通常発信となってしまい料金が高くなってしまいます(スマホ端末によっては、設定でプレフィックスを付与することも可能)。

IIJmioみおぽん02

図2 IIJmioみおふぉんダイアルでの音声発信

 
 

Googleアシスタントの音声入力だといろいろ便利!

この方法は、もし電話をかけたい相手が連絡帳に載っていなくても、例えば「タクシーに電話をかけて」といえば最寄りのタクシー会社を検索しリストアップ。
 
そのリストから、呼びたいタクシー会社をタップするだけで電話がかかります。
 
 
もちろん、タクシーだけでなく「魚屋さん」みたいにざっくりした物言いでも、きちんと応えてくれます
 
そして、タクシーと同じく店名をタップすると電話がかかります。

IIJmioみおぽん03

図3 Googleアシスタント 魚屋さんに電話をかけて

さらにさらに「090-000-0000に電話をかけて」でも電話がかかりますので、いちいち番号を手入力しなくてもいいのです。

 

確実なのは「電話をかけて」

Googleアシスタントは、多少の無理も聞き入れてくれます。

なので

「しんに電話」

と言ってもダイヤルしようとします。
ただ、勝手に漢字変換するため、うまくいかないことのほうが多い模様。

Googleアシスタントで電話

図4 Googleアシスタント しんに電話

 
なお、アドレス帳に該当者がいないと、図4のような表示になります。

ただ、「しん」は該当者なので、この画面のまま、ちょっと怒り気味に「しんに電話」と再度言ってみると、高確率でうまく発信できてました。
 
 
うまく発信できたので、あらためてアシスタントを起動させてやってみたところ、

・・・やはり「進に電話」となりうまくいきませんでした。

どうやら学習はしないようです。
  
  

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IIJmio「みおふぉんダイアル」経由で音声発信させる手順

「みおふぉんダイアル」経由で音声発信させるには、2つの行程をクリアするだけ。

① 「mioプレフィックス」をインストールして設定
② 「MacroDroid」をインストールしてマクロを設定

 

アプリ「mioプレフィックス」とは? 

IIJmioでは、何かと「みおふぉん」というキーワードが踊ります。
この「みおふぉん」とは、音声通話機能付きSIMこと。
 
 
みおふぉんのサービスには「みおふぉんダイアル」というものがあり、

・ 専用アプリから電話をかける
・ プレフィックスとよばれる「0037-691」を相手の電話番号の頭につける

ことで、通話料が 20円/30秒から10円/30秒、つまり半額になります。
 
 
ですから、みおふぉんダイアルを有効活用したいところですが、Googleアシスタントから電話をかけるとスマホ端末にあらかじめ組み込まれているアプリから電話をかけるようで、みおふぉんの専用アプリからはかかりません(電話アプリのデフォルトを変更してもダメ)。
 
ですから、プレフィックスを強制的につけられる何かが必要になるのです。
 
 
そこで登場するのが「mioプレフィックス」
 
 
こちらのアプリは発信時に、自動でプレフィックスを付与してくれますので便利(現在、私が確認しているなかでは、OPPO製スマホのみ動作しません)。

これで、Googleアシスタントからの発信時に、相手先電話番号にプレフィックスを付けて電話ができるようになります。
 

 ▼「mioプレフィックス」は、こちらでダウンロード
Google Play で手に入れよう 

 

アプリ「mioプレフィックス」の設定

ダウンロードとインストールがすんだら、いよいよ設定。
 
もっとも、「mioプレフィックス」の設定は簡単。
リダイヤル方式を「ON」にするだけ。
 
あとは念のため、プレフィックスの有効/無効が「有効」になっていること、確認メッセージの表示も「表示」になっていることを確認しておいてください。

mioプレフィックスの設定

図5 mioプレフィックスの設定

 
 

アプリ「MacroDorid」のとは?定 

今回のヤマが、この「MacroDorid」
 
そもそも、マクロとは、面倒な一連の操作を自動化させることができる「すげー機能」のことです。
 
今回の「音声入力で電話を発信させる」場合、
スマホの機種にもよりますが面倒な一連の操作は、こんな感じ。
 
① mioプレフィックスを起動させる
② ホーム画面に戻る
③ Googleアシスタントを起動させる

これでは、アドレス帳から電話するのとさほど変わらない手間です。
 
 
そこで、これらの操作を自動化して、タップ1つでやれるようにするわけです。

 ▼「MacroDorid」は、こちらでダウンロード
Google Play で手に入れよう

 
 

アプリ「MacroDorid」の設定 

細かい設定方法は割愛しますが、MacroDoridの設定を行います。
インストールしたてであれば「保護するアプリ」にするか「バッテリーの最適化」をするか聞いてきますが、よくわからなければ、キャンセルで構いません。
 
あとは「マクロ」をタップして「空のマクロ」を使って組み上げていきます。
 
① トリガーの「+」をタップし「ショートカットからの起動」を選びます
② 同様にアクションも「アプリを起動」から「mioプレフィックス」、「次のアクション実行前に待機」、「アプリを起動」から「アシスタント」を選んでいきます
 

macrodroidの設定

図6 MacroDroidの設定

 
待機はなくても大丈夫かもしれませんが、待機なしにするとアシスタントが動かないときがあったので一呼吸おくようにしました。
 
 
あとは、ショートカットを作ってホーム画面に置くだけで完成です。

① ショートカットキーにしたいマクロを長押し
② 「ホーム画面のショートカットを作成」をタップ

 
microdroidショートカットキー

図7 MacroDroid ショートカットの作成

 

IIJmio(みおふぉん)

参考にならないかもしれない奮闘記

ここからは、今回いろいろ実験してみたことを書いておきます。
使用したスマホ端末は「HUAWEI P20 lite」で Androidも EMUIもバージョンは8。
  

Googleアシスタントは、システムアプリで電話をかけたがる

Googleアシスタントで電話をかけると、スマホにあらかじめ組み込まれている電話アプリで電話をかけたがるようで、設定で違う電話アプリをデフォルトに変更しても言うことを聞きません。
 
そこで、連絡帳の番号をプレフィックスをつけたものとそうでないもの

 ・ 0037-691-090-000-00000
 ・ 090-000-00000

この両方を登録し、プレフィックスがついたほうをデフォルトにしてみたところ、うまくいくこともありました。
 
ただ、うまくいっても、この電番から着信があると次の発信からは、プレフィックスをつけなくなりました。
 
 
なので、プレフィックスがついた電番だけを登録したところ、さすがにうまくいきました。
 
・・・が、着信時はプレフィックスがついた番号を認識せず、誰からの着信なのでわかりません。
 

つまり、連絡帳で対処する場合は着信用と発信用の2つ用意することになるのですが、
 
 
用意するのが、面倒くさい!!
 
 
ということで、他の方法を模索することに。
 
 

動かなかったmioプレフィックス

電話アプリのなかには、プレフィックスを付与するものもあります。
 
ならば、強制的にプレフィックスを付与するアプリがあるはず!と思って探したらありました「mioプレフィックス」
   
早速インストールして試してみました。
 
 
mioプレフィックスは、発信を検知して勝手にプレフィックスの追加を行うものだと思い、Googleアシスタントから発信を試みたものの結果は・・・

IIJmioみおぽん失敗 
 
mioプレフィックス初号機、沈黙。
 
 
何度やっても全くプレフィックスをつけませんでした。
 
ただ、色々やってみた結果、全く使えないわけではなく、直前にmioプレフィックスを起動させて、ホーム画面に戻り、Googleアシスタントから電話をかけるとやる気を出してくれることが判明。
 
 

トリガーをmioプレフィックスにすると3回くらいでボイコットされた

毎回、mioプレフィックスを起動させるのは面倒なので、MacroDroid のトリガーをmioプレフィックスにして、アクションをGoogleアシスタントにして自動化を図ってみたところ・・・
 
 
3回くらいでGoogleアシスタントがサボり始めた
 
 
3回くらいまでは、きちんと起動していたGoogleアシスタントが4回目には起動しなくなり、mioプレフィックスではなくMacroDroidを起動させるとなぜか起動するようになりました。

そこで、トリガーをmioプレフィックスではなくショートカットキーに変更したわけです。

まとめ

実際にやってみると驚くほど便利なので、試していただきたい音声での通話発信。
起動用の電話アイコンをタップして、相手の名前と「電話をかけて」とスマホに伝えるだけ。
  
高齢者におすすめですが、若い人で連絡帳に記録されている番号が多い人にもおすすめです! 

IIJmio(みおふぉん)

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