「こちらの書類に署名を・・・」
先日、母と祖父が別々の病院に入院したのですが、
入院申込書、手術の同意書など書かなくてはならいない書類の結構ありました。
選挙期間中だと不在投票の申込なんてものまで。
具合が悪くて入院するのだから、
音声を署名代わりにするなど患者に負担のかからないように
どうにかできないものかと思うわけです。
今回の記事はそんな話を少々。
入院患者は字を書くよりも寝ておきたいので、書類を書かすのはいかがなものかと・・・という話
病院に行って即入院ってレアケースだと思っていたのですが、
高齢者になればなるほど意外とあるものだ
ここ数年の自分で祖父母で痛感しております。
そのたびに、書類を書かされるわけですが、
それが高齢者には意外と負担になるようです。
高齢になればなるほど、字を書くのも負担になる
母は自分で字が書けて問題はあまりないのですが、
祖父はもう94歳。
住所氏名くらいは問題なく書けますが、
いきなり過去の病気など詳細を問われてもふわっとしかわからないし、
飲んでいる薬も多すぎて書く気すら起きないよう。
そもそも老眼鏡をかけても細かい字を読むだけでも一苦労なので、
「書かなきゃいけない!」
と言われると、中身を理解することなく署名してしまいます。
それは付き添う祖母も同じ。
しかも、祖母は祖父より字を書くことを嫌がるので
ふたりだけだと書類が溜まる一方。
さらに、入院する人だけでなく、家族も説明を聞いたら署名する、
お見舞いに来る人も土日は入館申請を書かないと病院に入れないなど、
とにかく病院は「書く」ということが多い。
どうにかならぬものかと・・・
電子カルテだの音声認識でカルテが入力できる
などと言われるこの電子社会にあって、
普通の病院はもとより国立病院ですらこんなありさま。
高齢になると老眼鏡をかけても字が読みにくかったり書きにくいもの。
そもそも高齢でなくても字を書くことが苦手な方もいらっしゃいます。
そういった方のためにも、もっとよい方法はないのでしょうか。
音声識別機能を使うといい感じになるのでは?
例えば、AmazonのAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」の音声識別機能を使って
署名の代わりにはならないものかと。
Alexaには「音声プロフィール」に自分の声を認識させる機能があるので、
これを用いて最初に患者の音声プロフィールを登録しておき、
追加の書類はこの音声を一致していれば同意したものとみなせるようにするとか。
もっとも、患者さんによっては声が出せない方もいらっしゃるかと思いますので、
ベストな案とはいえないかもしれませんが、
少しでも書く負担が減らせる方向に動くことを切に願います。
偽造防止のためブロックチェーンと組合せるといけそうな気がするのですが。
それでは(`・ω・´)ゞ
ちなみに、この記事を書いた11月26日は、ペンの日でした(苦笑
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