「文章術の本、どれから読んでいいのかわからない!」
文章に関する本、増えましたよね。
私もなんかんや20冊以上は読んでいると思います。
ある程度書けるようになってから読むと良い
うまく書けているかチェックするのに良い
いろんなタイプの文章に本があるのですが
「最初に読む」ということであればこちら。
はやみね かおる 著
「めんどくさがりなきみのための文章教室」
文章は書かけるようになりたいけど
タイトルどおり「なんか面倒だなぁ」と感じている人向け。
中学二年生の主人公と会話ができる猫との
ストーリー仕立てで読みやすく
テクニック詰め込みでも心構えや理論ばかりでもない。
すぐ使えるテクニックも書かれていれば
- 毎日200字以上書く
- たくさん本を読む
など、時間がかかることも書かれている。
細いブロック塀の上を歩く猫みたいにバランスのよい本。
・・・比喩が下手(苦笑
成果は人によって違うとしても
全く書けない!という状態からは脱出できそう。
そんな「めんきみ文章教室」について、
もう少し詳しくみていきます。
なぜ、文章が上手になりたい人が最初に読むといい本が「めんどくさがりなきみのための文章教室」なのか。その3つの理由!
なぜ「めんきみ文章教室」を勧めるのか?
その理由は3つ。
この3つが揃っている本は、意外とない。
特に、習慣化させる案が書かれた本を
これまで読んだことがない。
通常、文章術系の本は、何かを書く気がある人が読むので、記載する必要がなかったのかな。
それはともかく、この3つ理由を更に深掘り。
書き方わからないときは、これを使うと楽になる!
もの凄く怒られたのだろう。
今はもう削除されているけど
先日、Twitterで『読書感想文って不要だよね』
と国語教師が書き込んで話題になった。
読書感想文、私も苦手だった。
何をどう書いていいのか、わからない。
解決方法が、この本には書かれていた。
(p.78より)
文章に困ったときは、テンプレートを探そう
テンプレに当てはめるなんて・・・
と、ためらうかもしれないけど、そこもフォローしてある。
(p.149より)
個性的な文を書くためには、まず、基本的な文の書き方を身につけなくてはいけない。基本ができていないところに、個性は生まれない。
文の書き方の見本が、テンプレート。
自分の言葉で考えるのが大事
ということは忘れなければ、テンプレートを活用しようとのこと。
テンプレートの探し方も書かれていたが、
読書感想文のテンプレートは記載されていた。
これがあれば、主人公に悪態をついた読書感想文を提出し、思いっきりダメ出しを食らう子もいなくなるかもしれない。
思ったままを書けと言ったくせに・・・
それはさておき、テンプレだけでなく、
書くことに気が付くコツなど
書き方がわからない!が解消されるツボを紹介している。
なので、何か書くよう言われて
「今日は、書くことがない」と書かなくてもよくなるはず。
使える文章テクニックとそのテクニックの増やし方
文章教室というだけあって、
句点の打ち方、文章は短く書くなど、
すぐ使える文章テクニックがいくつか紹介されている。
なかでも秀逸なのが『伝わる文章は「目」と「耳」と「鼻」と「舌」と「肌」で書く』という項目。
なるほど、こう書けばいいわけか!
としっくりくる説明と具体例になっている。
なので、先ほどのテンプレートと同様に
あてはめて利用するとすぐ使える。
書くことが習慣化される
この本では、毎日200字以上の日記を書くことを要求している。
なぜなら、下記の領域に入ってくると
自然に文章が出てくるようになるから。
(p.44より)
「日記に書くことはないか?」という目で周りを見ることで気づかなかったことに気付いたり、見えていなかったことが見えてきたりする
この200字というところが絶妙。
これ以上になるとしんどくて続かないし、
これ以下だと文章の練習には物足りない。
なお、主人公が中学二年生なので日記
ということにしているのかもしれないけど
私はブログやSNSでもいいと思う。
とにかく、1日200字以上は書く習慣を身に付けたい。
あとがき
私がブログを始めた頃は、
400字くらいが精一杯だった。
2時間くらいかけて、400字くらい(苦笑
しかも、いい記事書けた!と、めっちゃ満足してた。
このサイトを始めた頃は、
少しマシになって800字くらい。
しかも、いい記事書けた!と、めっちゃ満足してた。
そして、今が1600~4000字くらい。
毎回、もっと上手に書けたのでは?と
ためらいながら公開している。
毎日がしんどくても、
書き続けると少しは成長するものらしいので
諦めずに書き続けよう。
以上です(`・ω・´)ゞ
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