星野源とわかりえそうな気がした。
というか、やたら星野源の文章が愛おしく思えた。
著書『いのちの車窓から』を読んだときには
やはり星野源は好きになれない、好きにはなってはいけない
関連記事:『いのちの車窓から』を読んでも、やはり星野源は好きになれない
そう思っていたけど、
『そして生活はつづく』を読むとわかりえそう気がした。
のび太とドラえもんまでは無理だとしても
悟空とヤムチャくらいの関係にはなれそう。
というのも、星野源は三人で道を歩いていると、
自然とひとりきりになるタイプらしい。
(p.164より)
とびきり仲の良い三人ならわからないけど、仕事仲間や顔見知りくらいの間柄で話をしながら歩いていると大抵は二人と一人の構図になるもので、その場合私は後者になることがとても多い
私もこのタイプだ。
気がついたら、ひとりになっている。
なんだったら、いつの間にか巻かれている。
とびきり仲の良い三人ならこうはならない。
2:1の構図になったとしても、
コロコロと1の人が入れ替わるから。
でも、仕事仲間や顔見知りくらいの間柄だと
自然とひとりきりになる。
そして、前を歩くふたりの会話に加わるべきか悩む。
そうか、そうか、星野源も同じなのか。
少し親近感がわいてきた。
わかりえそうなエピソードは、これだけではない。
(p.20より)
五回。
今日、街で知らない人に声をかけられた数だ。
私も初めての東京で1日5回ちかく
知らない人に声をかけられた。
「手をかざして血を浄化させるので、少々お時間を・・・」
夏の暑い日に、大きな荷物をいくつも抱え、
溶けかけアイスみたいになっている私に
次から次へと、そやつらは声をかけてきたのだ。
最後のほうは、イラっとして大きな声になった。
(p.22より)
そう何回も声をかけられたんじゃ不快な気分になるなというほうが無理ではないか
・・・わかる、わかるよ、源さん(泣
その他、部屋探しの話などもよくわかる。
ずぶ濡れで素肌にジェケット(喪服)一枚で風呂を磨き続けるとか、全く理解できないものもあるけど、この本に書かれている3割くらいは共感できる。
書かれている3割も共感できる本なんて
そう簡単に出会うものではない。
今、読んでいる
「個人情報保護法 相談標準ハンドブック」
なんて、共感できるところがない。
もしかしたら、
源さんとはわかりあえるのかもしれない。
それでは(`・ω・´)ゞ
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