履歴書を青で書く人なんているの?


「黒または青のインクのボールペンか万年筆で書くこと」


履歴書に限らず、申請書類などを書くときにこのような条件をみかけます。
これを見るたびに「青で書く人なんているのかな?」と思いますが、履歴書のプロといわれる方のお話でも、青で書かれたものはほとんど見かけないそうです。

ところが、日本ではあまり見かけない青で書かれた書類も、ヨーロッパなど印鑑よりサインを重視するところは、コピーと原本を区別するために主に「青」で書くのが主流になるそうです。日本は墨文化なうえに、印鑑の有無や色でコピーと原本を区別するため「青」で書く文化が根付かなかったようです。


にもかかわらず、なぜ青でもよいのでしょうか?
 
1970年代あたりまでボールペンの質が悪かったために公文書でボールペンを使用することは認められず、“ブルーブラック” の万年筆が使われてました。この “ブルーブラック” はインクの種類で、書いたときには「青」でも次第に「黒」なるうえに水にも強いという化学反応を用いた不思議インクのため、長期保存が必要な書類に使われていました。つまり書類を提出する時点では青で書かれているように見えるわけです。その名残で「青のインク」も認められているところもあるようです。
 
とはいえ、担当者がブルーブラックのことを知らなければ致命傷になりかねませんし、履歴書は黒で書いたほうが無難でしょうね。
 
勧めはしませんが、外資系とか海外取引が多い会社なら青で書いてみて志望動機のところで青にした理由を書いて伏線回収みたいな構成にしてみるのも戦術としてはありかもしれません。もっとも、読まれずに「青だから」という理由だけに不採用になるかもしれませんけど・・・

では、何を用いて書くのがベストなのでしょうか?
「万年筆で書いたほうが有利?」に続きます。
 
 
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