ヘルプマークは、ちょっとした配慮で温かい社会を作る素敵なマーク!

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ヘルプマーク サポートお願い
電車などに乗っていると、この人に席を譲ったほうがいいのかな?と迷うことがあります。そして、迷いながら「どうぞ」と席を譲ろうとすると・・・
 
「いえ、結構です」
 
なんてことが、たまにあります。
あの断られた時の恥ずかしさたるや(苦笑
 
 
なので、小心者の黒帽子のしん(@K_Shin51)は、次の駅で降りるフリをして黙って席を立つようにしています。
 
今回の記事は、そんな小心者の私でも「どうぞ」と堂々と言えるマーク、ヘルプマークのお話です。

近年、ゆるやかではありますが浸透しつつあるヘルプマークですが、まだまだ認知度は高くありません。少しでも多くの方にヘルプマーク知っていただき、優しい社会になるといいなと思います。

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助け合いのしるし「ヘルプマーク」


 
「スイス、ラブ!」
 
みたいな感じにも見えますが、外見では分からない義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、精神・知的障がいまたは妊娠初期の方々が、周囲の人達に援助や配慮が必要なことを知らせ、サポートを得やすくするためのマークです。
 

下記の導入されている都道府県の各市役所等で無料配布されています。(詳細は各市役所にお聞きください)

北海道、青森県、秋田県、栃木県、東京都、神奈川県、静岡県、岐阜県、京都府、和歌山県、滋賀県、奈良県、大阪府、広島県、兵庫県、香川県、徳島県、愛媛県、島根県、鳥取県、宮崎県(平成30年5月30日現在)

▼広島県の配布場所はこちらに一覧があります。(ページの後ろのほう)
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/62/helpma-kuhelpka-do.html
配布窓口一覧のExcelファイルをダウンロードするとより詳細がわかります。
 
▼ 実際にもらってきたレポートはこちら。
http://www.kouyama.club/2018/03/06/helpmark01/
 
配布にあたり申請条件がないため、ほとんどの配布場所で申請用紙に記入することなく
  
「ヘルプマークください!」
 
と言えばもらえるようになっています。 
そのためか、使い方についてもルールめいたものや心構えみたいなものもありません。
 
  

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ヘルプマークは、どういう人が使えますか?

ヘルプマークは、申請条件がありません。
 
そこが裏目に出ている面もあり、バセドウ病のように、指定難病でもなく、身体障害者手帳もなく、病気であることを見た目からでは判断できない人は、私が使ってもいいのかな?と悩まれる方もいらっしゃるようです。
 
 
運用主体である東京都福祉保健局によるとヘルプマークの対象者は「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方」とされています。
 
バセドウ症の場合、重度であればかなり疲れやすく、援助や配慮が必要です。また、バセドウ患者がヘルプマークの普及活動をされている地域もあるので、入手資格に問題はなさそう。ただ、各地方自治体によって運用が異なりますので、入手先のお役所にご相談ください。
 
なお、内部障害とは、身体障害者福祉法施行規則 別表第5号で心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、ぼうこう又は直腸の機能、小腸機能、肝臓機能、免疫機能の7つの障害とされています。
  

① 心臓機能障害 
 不整脈、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞など血液循環の機能が低下する。

② 腎臓機能障害

 慢性腎不全など、血液を浄化する機能が低下、体液の恒常性が維持できない。
 
③ 呼吸器機能障害
 呼吸慢性気管支炎、慢性肺気腫、慢性呼吸不全など、呼吸機能が低下する。
 
④ 膀胱・直腸機能障害
 二分脊椎、膀胱がん、大腸がん、腸閉塞など、通常の部位からの尿や便の排泄できない。
 
⑤ 小腸機能障害
 腸閉塞、腸結核、上腸管膜血管閉塞症、事故による外傷などで小腸の一部を切除し、食事以外の栄養摂取も必要となる。
 
⑥ ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(HIV感染症
 HIVに感染し、エイズの発症により免疫機能が低下する。
 
⑦ 肝臓機能障害
 肝炎、肝硬変、肝ガン(肝臓がん)などにより肝機能が低下する。

 
一方、難病は法的にも医学的にも内部障害のように明確な線引はなく、昭和47年に厚生労働省が難病対策要綱にて難病を定義したものがあるだけです。
 
難病のなかには難病法で対象疾患として指定を受けると「指定難病」とされ、一定の条件を満たすと医療費支援が受けられます。現在(平成30年3月3日)では、330の登録があります。
 
▼ 指定難病の一覧はこちら
  http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000084783.html
 
 

ヘルプマークを見かけたら?

ヘルプマークを見かけたらどうすればいいでしょうか?
東京都福祉保健局ではこのように呼びかけています。

電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
 
駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
 
災害時は、安全に避難するための支援をお願いします
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。


とありますが、認知度が低いため効果はいまひとつといった感じになっているようです。そのあたりは、ヘルプマークをつけられている方も理解されているようで、そこまで高望みはしていないように思われます。
  
 

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強制ではなく、少しだけわかってほしい!

「優先席に座るな! 老人に席を譲れ!!」
「元気なくせに、甘えるな」
 

優先席に座っていたり、休み休みでないと仕事ができなかったりするとこう言われることがあります。ヘルプマークが必要な人にとって、これらの言葉は痛恨の一撃です。
 
元気そうに見えてもしんどいし、病気自体に対する不安、薬の副作用が出ないかという不安、このまま治らなかったらという将来に対する不安、色んな不安やストレスとも戦うのもしんどいものなのです。
 
だから、不用意な発言は控えて欲しいし、混み合う電車の優先席に座ったり、ご高齢の方が目の前にいても席を譲らないけど非難しないで欲しい

そんな小さな願いのために、ヘルプマークを利用して相手に病気であること伝え、余計な争いを避けたいために使われている方もいらっしゃるようです。
 
 
どうも、ヘルプマークやマタニティマークを見ると
 
「譲れってことなの?」
 
と嫌悪感を抱く人もいるようですが、ヘルプマークを見かけたら水戸黄門の印籠みたいに「このマークつけてるんだから配慮して!」と受け取るより「病気があるので、ご理解ください。どうするかはあなたに委ねますから」みたいな意味合いで受け取るとお互いギスギスしなくていいかもしれませんね。
 
そして、心と体に余裕があれば席を譲ったり、出来る範囲の事をすればよいと思います。
 

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あとがき

色々調べてみると、ヘルプマークを発達障害のお子さんの迷子札としても使用されている方がいらっしゃいます。いい意味で善意任せの運用になっているため、オリジナルな使用方法やこうしたらいいよ!など良いアイディアがあればSNS等で発信されていくとより良いツールになっていきそうです。
 
また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて昨年7月にJIS規格として追加されることが決定するなど、今後目にする機会が増える思われます。これを機に、少しでも認知度が上がり、優しい社会になるといいなと結構期待しています。
 

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