Twitter、Facebook、Instagramなど、いろんなSNSに手を出すものの
フォロワーが主人公のライバルであり友人の背丈くらいしか伸びない。
クリリンのことかーっ!!
同じ時期にSNSを始めた主人公は、急成長して背丈がかなり伸び、
いつの間にか髪も金色になって地球人じゃなくなっているというのに・・・
ケッ、SNSつまんねー
と思ったあなた、SNSをやめる前にこの本を読むべきです。
たしかに、SNS攻略本は色々発売されています。
発売されていますが・・・
すげー儲かっているよ!私すげー!という自慢本だったり、
それで具体的にどうすればいいの?というのが完全に抜け落ちていたりと、
15歳役の戸田恵梨香なみにしっくりこないものが多い(私調べ)。
そのあたりの不満を著者のゆうこす(@yukos_kawaii)さんが見事に消しているのがこの本
『共 感 S N S』
成功までのアプローチに使ったノウハウを惜しみなく公開してくれているので
それを実施するだけで効果ありそう。
しかも、特有の柔らかい文章のおかげで読みやすく、読後感もすっきりです。
ゆうこす『共感SNS』は、共感力よりも実行力が凄い! という感想のすげー本
この本ではブランディング(ブランドとして育て上げる手法)やファンの増やし方など、SNSで活用できそうな、さまざまなノウハウが公開されています。
このノウハウのまとめ力も凄いと思うのですが、
何が凄いって、ゆうこすさんの行動力や実行力。
彼女のSNSライフも初期の段階では、色々とつまづいたとあります。
本には書かれていませんが、その時に何かを参考になさったはず。
それを素直に聞き入れ、やってみて、結果に結びつける能力が凄い。
成功の秘訣は、この行動力や実行力だよ!
というのが、この本の真髄なのかも。
・・・いや、書かれてないので知らんけど。
ゆうこすさんだからこそ、この本は価値がある!
もし、この本を元ライブドアの堀江氏とか有名なおっさん、またはAKBのセンターにいたような人が書いたものならどうでしょう。
恐らく、素直に受け入れられないのではないでしょうか。
少なくとも私なら受け入れられないというか、読みもしないでしょうね。
そもそも「その道の特別な人」という印象が強いと
信者でなければ聞き入れにくいもの。
イチローさんが
「現役時代にこういうトレーニングをしていたので真似すればいいよ!」
と言ってもしないでしょ?
でも、バナナマンの日村さんが
「俺、家でちょっとトレーニングしたら痩せてさぁ」
といえば、えっ、どうやったの?と聞いてみたくなるじゃないですか。
「手が届きそう」「これならできそう」と思わないかぎり、
よいとわかっていても、なかなか素直には受け入れられないかと。
そういう意味で、
ゆうこすさんは「ちょうどいい成功事例」ではないでしょうか。
普通の女の子とあまり変わらないポジションにいた彼女が語るノウハウだからこそ、SNSでお悩み人には読む価値があるように思えます。
読んだら実際にやってみたくなるし、やってこその本
『共感SNS』は、目標の立て方や、ハッシュタグの使い方など、
誰でも今すぐ簡単にできることがメインになっています。
プロフィールが大事!と書いたなら、
具体的にどうすればよいのかご自身の経験を例えに出して説明されるので、
簡単に取り入れることができます。
例えば、「ゆうこす/モテクリエイター」のように、第一章で決めたキャッチーな名前の後に、肩書をつけるなど。
「共感SNS」75ページより引用
全体を通じてみても、具体例の提示が多いので実際にやってみるときに
あまり迷うことはないかなと。
あとは、やるか、やらないかだけ。
SNSをどう使うかは、その人次第だけど試してみる価値はある
SNSを使う人のなかには、
書くことが楽しいのであって別にフォロワーの数なんて気にしない!
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう楽しみ方もいいと思います。
私も最初はそうでした。
この本はSNSをビジネスに結び付けたい人向けなので
SNSをただ楽しみたい!
という人には少し重たいというか不向きかもしれません。
ただ、この本に書かれているターゲットを自分自身にしてしまえば
重たさも解消されて、よりSNSが面白くなるかも。
とはいえ、年齢も性別も職業も関係なく、
いろんな人と知り合えるのがSNSの醍醐味。
フォロワーが増えて、いろんな人がいるとわかれば、
少し辛いリアルな生活も精神的に楽に過ごせるかもしれません。
もっとも、フォロワー数を増やすことは目的ではなくあくまで手段。
楽しむことが目的の方は、そのことをお忘れなくです。
”フォロワー数を増やすことだけ”に気をとられてしまっているのはもったいない
「共感SNS」4ページより引用
まとめ
自分では面白い、よく書けた!という記事やツイートがウケなくて
雑に書いて更新するのもためらうレベルのものが凄くウケるなど
何年やってもSNSで何が刺さるのかはよくわかりません。
SNSの使い方、書き方なんて学校では教えてくれません。
自分で経験したり、調べたりして上手になっていくわけですが、
ちょっとしたコツをマスターするだけでより面白くなるのがこの世界。
そのコツをこの本でつかんでみてはいかがでしょうか。
以上です(`・ω・´)ゞ
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