話題作「薬屋のひとりごと」の漫画版は、どっちのバージョンがいい?

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薬屋のひとりごと 薬棚

「これを超える面白い漫画って、なんかある?」

 

というくらい、私史上最高レベルのおもしろさ!

 

漫画「薬屋のひとりごと」

 

舞台は、聖徳太子がいた頃あたりの中国っぽい架空の国。人さらいによって後宮へ連れてこられた花街で薬師をやっていた娘が、薬学と観察力の鋭さで謎を解く王宮ミステリー。

 

二年間まじめに働けば開放されることから、大人しく働くつもりでいたものの、ある噂を聞きつけ、興味本位から原因を探りあてたことで彼女の運命が大きく変わっていく・・・

 

最新刊である5巻まで読みましたが、陰謀・推理・恋愛(まだ物語の序盤なので軽め)を中心に時折シュールなお笑いをスパイスに少し加えて、かなり美味しく仕上がっています。

 

関連記事:
人さらいに誘拐された主人公『薬屋のひとりごと』が最高レベルで面白い!【漫画評】

 

私の拙いブログなんか読んでないで、とりあえず読んで!

 

と言いたいところなんですが・・・

実はこの作品、もともとは日向夏さんによるライトノベルをコミカライズ、昔でいうマンガ化されたもの。

 

しかも、コミカライズにありがちな複数出版社からの連載になっていて、

 

◯ スクウェア・エニックスの「月刊ビッグガンガン」

◯ 小学館の「月刊サンデーGX」

 

で、読むことができます。

 

もっとも、同じものが連載されているのではなく、作画および構成担当が違います。

 

ですから、どっちを読めばいいのか?

読み比べるならどちらを先に読めばいいの?

少し悩むところ。

 

そこで、今回はクールな主人公・猫猫(マオマオ)の奮闘記「薬屋のひとりごと」をどれから読むのがいいのか検証してみました。

 

なお、私の推しは「月刊ビッグガンガン」版

 

読み比べるなら「月刊サンデーGX版」「月刊ビッグガンガン版」少し間を空けて「ラノベ版」がいいと思います。

 

もっとも、そもそも薬屋や薬剤師とはなんぞや?という方は、薬剤師が主人公のこちらの作品を読まれてからでもいいような気がします。

 

関連記事:薬剤師の日常をポップに描いた『アンサングシンデレラ』が面白い!

 

全て私の主観なので異論は認めます。

 

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話題作「薬屋のひとりごと」の漫画版は、月刊サンデーGX版を読んでから、月刊ビッグガンガン版を読むのがオススメ!

ラノベ版を読んでから漫画版を読む、

漫画版を読んでからラノベ版を読むのかは、

好み次第でよいかと。

 

ちなみに、私は漫画版の2つを読んでラノベも読みました。

 

意外と漫画版のイメージに影響されることなく

すんなり独自の世界に入れました。

 

そんなラノベ版はこちらで購入できます。

 

なお、どちらの漫画版もラノベをかなり忠実に再現しています。そんな漫画版だからこそ、どちらを読むのか、読み比べるならどちらを先にするのかが悩ましいのです。

 

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月刊ビッグガンガン版の特徴とオススメしたい人

 

月刊ビッグガンガン版は、作画が「ねこクラゲ」さん、構成が「七緒一綺」さん。

ねこクラゲさんも七緒さんもTwitterをされているので、”ひととなり”はそちらでご確認いただければと思います。

 

 

 

 

月刊ビッグガンガン版の特徴

月刊ビッグガンガン版の特徴は下記のとおり。

文字数が多くて、世界観が奥深い。
主人公のマオマオをはじめ、登場人物の表情が豊か。
大きいコマ、小さいコマの使い分けが豊富で、大コマの迫力が凄い!

世界観を隅から隅まで、じっくり味わうような構成になっています。

 

 

ヒーローが活躍する姿を読みたい!そんな人にオススメ!

月刊ビッグガンガン版の主人公・マオマオは、芯も強いけどアクも強い。

 

そのアクの強さから苦手にする人もいそうですが、そこは豊富な心理描写でカバー。

むしろ、立ち向かう者をなぎ倒し、弱っているものに手を差し伸べる姿はヒーローそのもの。

 

ストレスが溜まっている人が読めば、スカッとする展開になっています。

 

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月刊サンデーGX版の特徴と推しポイント

 

月刊サンデーGX版は、作画が倉田三ノ路さん、構成は公表されていません。

 

倉田さんの”ひととなり”もTwitterで垣間見ることができます。

絵の感じからしてゴツい人なのかも。

 

 

月刊サンデーGX版の特徴

月刊サンデー版の特徴は下記のとおり。

背景の説明や心理描写がカットされていて、話のテンポがいい。
登場人物の表情が大げさではないので、リアルに近い印象。
コマ割りのバリエーションが少なく、起伏がないので淡々と読める。

世界観をじっくり味わうというよりは、カタログを見るような構成になっています。

 

 

主人公が推理していく様子を少し離れたところから見たい人にオススメ!

サンデーGXでは、アクの強さはあまり感じないものの、心理描写が少なく共感できる感じでもない、実在しそうなくらい淡々とした主人公・マオマオ。

 

ある意味、余分なものがないだけにサクッと読めます。

 

ですから、推理小説を読むような感じで読みたい人にオススメです。

 

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まとめ

ビッグガンガンを読んだあと、サンデーGXを読んでみたところ、少し物足りなく感じました。

 

なので、読み比べるなら、情報量の少ないカタログ的なサンデーGXを読んで、情報量の多いビッグガンガン版を読むのがオススメ。

 

ベースが同じとはいえ、台詞や場面を少し変えたりもしていて、全く同じというわけでもないので、読み比べも十分面白いです。

 

もっとも、一発勝負!なら奥行きを感じるビッグガンガンのほうをオススメします。

いや、どっちでもよいので、まずは読んでいただきたいです。

 

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なお、スマホで読むならコミックシーモアがおすすめ。

 

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