さもその場にいるような感覚を味わえる!
という魔法のコトバに操られるがごとく、VRゴーグルなるものをゲットしてみました。そして、色々試したい衝動にかられ、今や手元に4つのスマホ用VRゴーグルが・・・(苦笑
○ dasimon VRゴーグル(Amazonで評価が良かった)
○ VRG Pro(Yahoo!ショッピングで売れていた)
○ HOMiDO V2(レンズが凄いらしいので)
これらを試した結果、その場にいるような感覚いわゆる没入感を得るには、下記5つのポイントで選ぶとよさそうに感じました。
今回の記事では、なぜこれらのポイントで選ぶと良いのか深堀りしていきます。
ちょい試したい人が失敗しないVRゴーグルの選び方
スマホ用VRゴーグルは、家電量販店ではあまり置いていません。置いてあっても種類が少なかったり、お店によって置いてあるコーナーが異なるので探すのに一苦労。しかも、せっかく見つけても実際に試すことができない店のほうが多いので、買ってみないとわかりません。
しかも、スマホを使わずVRヘッドセット単独で動画やゲームを楽しめる”Oculus Quest 2” などとは異なり、スマホ用VRゴーグルは動画のクオリティがスマホの解像度などにも依存するため、満点レベルの結果を得るにはハードルが高いです。
そこで、今回の記事は、これがオススメ!これを買えば絶対!というよりも、このポイントを抑えておけば失敗しないという視点でお届けします。
ベゼルレスが最も没入感がある!
ベゼルは「額縁」「枠」のこと。
ベゼルレスは、この枠(上図の黒い部分)が完全になくなるわけではないにせよ、普通に観ている程度なら気にならなくなる、というものです。
私が次に買うとしたら、これを最重要事項します。
なぜなら、視野角が広くてもベゼルが大きいと没入感は得られないから。
特に、日頃から警戒心が強く周囲を気にするタイプや私のように集中力がドラゴンボール後半のヤムチャ並に弱いタイプは、このベゼルがすごく気になります。ゴーグルをつけたときに双眼鏡で覗き込む感じに見えようものなら、チラチラ見えてしまうベゼルに気が散ってしまうのです。
ですから、”ベゼルレス” が最重要となります。ただ、ネット検索してもヒットしてこないので、地道にカタログをチェックするしかなさそうです。
ちなみに、私が所有しているものでベゼルレスになっているのはこの子だけでした。
ベゼルレスがない場合は、視野角をチェック!
ベゼルレスではなければ、視野角の広いものを選びます。
現在(2021年8月)100°~120°あたり主流になっていますので、できるだけ広いものを選ぶほうが没入感が得られます。
我が家のVRゴーグルはこういう状況。
110°組 ダイソーVRゴーグル/HOMiDO V2
視野角が 1° 広がると画素も広がり画像が荒く見えるという説もありますが、それほど差異は感じませんでした。むしろ、10°違うと没入感がずいぶん違う感じがしました。
ピントは片目ごとに合わすタイプのほうが合わせやすい
ほとんどのVRゴーグルは、瞳孔間距離と焦点距離の2つのピントを合わせるダイヤルがついています。なお、瞳孔間距離と焦点距離は役割が異なります。
・瞳孔間距離 → 合わないと2重に見える
・焦点距離 → 合わないとぼやける
瞳孔間距離のダイヤルは似たりよったりなので、ダイヤルがあることを確認する程度でよいかと思います。焦点距離は、片目ごと合わすタイプと両目を一度に合わすタイプがありますが、片目ごとに合わすタイプのほうがしっくり。
もっとも、何を観るのかにもよりますが、対象物が近い動画なら厳密にピントを合わせなくても問題はないので、両目タイプでもOK。景色や対象物が遠くで動くものはピントがきちんと合わないと観ていて疲れる感じがあるので、片目タイプを探したほうがよさそう。
ちなみに、我が家のVRゴーグルはこういう状況。
両目組 VRG Pro/HOMiDO V2
総重量は軽ければ軽いほどいい
当然ですが、スマホ用VRゴーグルなので、重量はゴーグル+スマホ本体となります。ゴーグルは軽いものでも200gくらいはあるため、総重量は軽くても400g前後になります。
つまり、ブルガリアヨーグルトを目の前にぶら下げるようなものなので、長時間視聴していれば首を中心に痛くなってきます。ですから、できるだけ軽いものを選ぶのがよさそうです。
なお、我が家のVRゴーグルたちの重さはこのとおり。
○ dasimon VRゴーグル 275g
○ HOMiDO V2 330g
○ ダイソーVRゴーグル 360g
リモコンは必須アイテム!別売でも入手しておくべき
なんやかんや言っても、ゴーグルは重たい。
そこで、寝っ転がって観ると比較的ラクになるですが、画面はあまり動かせない。そこで役立つのがリモコン。
マウスモードにすると、観たい場所に切替えられますし、スライダーを動かして観たい場面にすることもできます。逆に、リモコンがなければ、ゴーグルからスマホを外さなければならず面倒なうえに、しらけてしまいます。
ですから、リモコンが付属していなければ、単体でも購入しておいたほうがいいです。なお、我が家のVRゴーグルでは、dasimon VRゴーグルだけ付属していました。そのおかげで、他のゴーグルで観るときもこのリモコンを使っています。
メガネより裸眼で観られるものを選ぶ
「メガネをかけても大丈夫!」みたいな事をアピールされてるVRゴーグルもありますが・・・
痛くて長時間はムリ(怒
確かにメガネをかけても観られるので、嘘ではないのです。嘘ではないのですが窮屈だったり、少しずれるとメガネの金具とかが変な所にあたって痛いのです。なので、長時間はムリ。全てゴーグル、1分くらいで諦めました。
番外:没頭感よりつけ心地にこだわるなら
ゲームなど長時間つけるのであれば、多少の没頭感を捨ててでもつけ心地にこだわるというのもありな気がします。
レンズが凄い!という触れ込みのHOMIDOでしたが、レンズ自体にそれほど優位性は感じませんでした。むしろつけ心地が他のゴーグルを上回っており、ソファとパイプ椅子くらい違ってました。
まとめ
没頭感が得られるスマホ用VRゴーグルを選びたいのなら、下記ポイントに留意して選ぶと失敗しないと思います。
なお、トータルで気に入っているのがこちら。
お気に入りポイントは、3つ。
2,000円台なのに、ベゼルレス。
しかも、レンズ的にもHOMIDOと遜色ない(個人の感想です
これをコスパ良すぎと言わず何と言おう。
しかも、スマホが取り出しやすいので、スムーズに違う動画を観ることができます。
「隗より始めよ」ではありませんが、VRGから始められてはいかがでしょうか。
以上です(`・ω・´)ゞ
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